子どもが生まれると子育てに必要なものが沢山あって家に物もどんどん増えていきます。
その中に子どものおもちゃも含まれますが、買った当初は喜んで遊んでくれるので親も子供も嬉しいのです。でも成長に応じて遊ばなくなり、意外と乳幼児期のおもちゃの寿命は短かったりします。
また遊んでくれると思って買ったら全然使わなかったり、お祝いなどでたくさんの方から頂いたりと、放っておくと気が付けば玩具が山のようになっていたり…
玩具が増えすぎるのでこれ以上買いたくない、部屋に置き場を増やしたくない、必要な時に必要な分があれば良い。そんな方にオススメなのが玩具の貸し出しサービスです。
これは名前の通り、玩具を購入するのではなく一定期間だけレンタルするサービスです。今回は貸し出しサービスの内容や種類、オススメの使い方についてご紹介します。
玩具の貸し出しサービスとは
これは名前の通り一定期間、おもちゃを借りることができるサービスのことです。主に、幼児向けのおもちゃや、教育玩具などを取り扱っている施設があります。
地域の公共施設で行われている場合もあれば、インターネットなどで有料サービスとして提供されるものもあり種類は様々です。
また玩具の貸し出しサービスには、以下のような特徴があります。
- ・貸りることができる期間が設定されている
- ・おもちゃの種類が豊富
- ・定期的に入れ替えがある
- ・無料と有料のサービスで分かれている
これらの特徴について順番に説明していきます。
借りれる期間が設定されている
これらはレンタルサービスなので、当然おもちゃの貸し出し期間は一定期間に限定されています。期間中は自由に使うことができますが、定められた期限までに返却しなければなりません。
色々な玩具を試すことができる、買ってみたけどほとんど遊ばなかった、などを避けることができるのは大きなメリットです。
また定期的に返却するということは家にずっと保管しなくても良いので場所をとらないというプラスの考え方もできます。
ですが逆に子どもがすごく気に入ったけれど返さなければならない、自身で購入するには高価すぎるおもちゃも期間限定でしか使えないという事がデメリットとして考えられます。
玩具の種類が豊富
おもちゃの貸し出しサービスを行っている施設は、玩具の種類がたいへん豊富です。例えば、積木、パズル、乗り物、おもちゃのキッチン用品、ぬいぐるみ、教育玩具など、幅広い種類がラインナップにあります。
個人で買いそろえることが困難なほどの数ある玩具から、好きなものを選べるのは大きなメリットです。
定期的な入れ替えがある
これは施設やサービスによりますが、定期的にオモチャを入れ替えることがあります。
世の中にはどんどんと新しい玩具が開発・販売されているので、定期的に新しいおもちゃを仕入れてもらえる場合があります。
また遊び方が激しくなりがちな子どもが交代で使用するので、破損、部品の紛失、老朽化によって新しいおもちゃと入れ替える場合もあります。
豊富なラインナップと定期的なおもちゃの入れ替えによって、子どもたちは毎回新しいおもちゃと出会うことができるので、飽きずに長く楽しむことができます。
料金が必要な場合がある
おもちゃの貸し出しは行政やボランティアで行われている場合は無償のことが多いですが、施設によっては料金が必要になる場合があります。その場合は、貸し出し期間や、種類によって料金が異なります。
またサブスクのようなサービスの場合は、月額いくらといった感じで料金が設定されていることが多いです。
おもちゃの貸し出しする施設やサービス
次にどのような場所で借りられる場合があるのか、一部の例を挙げつつご紹介します。
地域の図書館や児童館など
地域の図書館では、絵本やおもちゃを無料で貸し出ししている場合があります。図書館によっては、貸し出し対象年齢や期間が異なる場合がありますが、利用は無料で、貸出期間も比較的長めに設定されている場合が多いです。
また一部の児童館でも、貸し出しサービスをしている場合があります。こちらも図書館同様、貸し出し対象年齢や期間はバラバラですが、無償で利用できる場合が多いので近所に児童館があれば問い合わせてみるのが良いでしょう。
おもちゃ図書館
おもちゃ図書館では、幅広い種類のおもちゃを無料で貸し出ししています。開催している場所によっては入館料や登録料などが必要な場合もありますが、一度登録すれば繰り返し利用が可能な場合が多いです。
おもちゃ図書館は全国で幅広く活動されており、その形態も地域によって様々でボランティアの場合もあれば有志やイベント団体で運営されることもあります。
詳しくは下記のサイトから調べることができるので、近場で開催されているのならぜひ一度訪ねてみてください。
オンラインサービス
最近ではサブスクリプションといった形式でオモチャを無料で貸し出すサービスも増えてきています。
例えば、キッズラボラトリー、Toy sub!、イクプルなどがあります。これらのサービスでは、月に決まった金額で購入するよりもお手頃な価格でおもちゃを試すことができます。
またおもちゃの管理も行き届いている場合が多いので、不特定多数の子どもが使う玩具であっても清掃や整備などがきちんと実施されていて安心して遊ばせることができるのが魅力です。
まとめ
我が家では、おもちゃを買ってあげる場合だとどうしても親の趣味に偏りがちですが、自分では選ばないものが以外と子どもにはハマったりとレンタルならではの新しい発見もありました。
子どもにとっても、新しいオモチャとの出会いは楽しんで遊ぶことと同時に様々な種類のおもちゃに触れることで想像力や器用さなどを鍛えることができるというメリットがあります。
利用できるサービスの種類や場所はそれぞれ異なりますが、どれもハードルとしてはそこまで高くありませんので、興味のある方はぜひ一度試してみてください。