子どもが5か月を過ぎてくると、いよいよ離乳食が始まります。
離乳食は「お供え物」と言われるくらい、人によっては全然食べなかったり投げ捨てられたりします。
そんな子育て大変ランキングに間違いなく入賞するだろう離乳食は、まず用意するところからめんどくさいです。
なにせ最初から大人と同じものを食べれるわけではないので、月齢に合わせて個別に用意する必要があります。
特に最初の頃は全てがすり潰されたおかゆ状態でないといけません。
お米は水多めのおかゆで済みますが、野菜や魚などはいちいちすり潰す必要があるので全てを手作業で行うにはちょっと大変だと思います。
我が家では離乳食作りのためにいろいろと試しましたが、その中で活躍したパナソニックのハンドブレンダーについて実際に使用した感想含めご紹介していきます。
最初の離乳食はとにかく柔らかくする所からスタートです
パナソニック ハンドブレンダー
ブレンダーといっても多くのメーカーから様々な種類が発売されていますが、我が家ではパナソニック製のブレンダーを使用しています。
パナソニックのハンドブレンダーは次の2種類展開となっています。
- 基本機能の「混ぜる」「つぶす」機能に集約した【MX-S102】
- 「きざむ」「泡立て」機能のアタッチメントを追加した【MX-S302】
きざむ機能があると、離乳食後期になっても固形物を刻んだメニューにも対応できるのでおすすめです。
ただし基本モデルでも初期の離乳食には問題ないので、離乳食作りのこだわりや、普段の調理にも使用したいかで選択すれば良いでしょう。
パナソニックのおすすめポイント
4枚刃でしっかりブレンドできる
ブレンダーの中には2枚刃だけの製品もありますが、こちらは真っすぐな2枚の刃と折れ曲がった2枚刃が交互に合わせて4枚付いています。
この4枚刃が食材をしっかりと混ぜながら刻んでくれるので、食材の繊維まで細かくカットしながらブレンドすることができます。
速度調整機能で食材の滑らかさが調整できる
かくはんするスピードを調整するダイヤルがハンドル上部に付いているので、食材やレシピに合わせて速度を調整することができます。
速度を速めればより細かく、遅くすれば食材の食感を残しながら調理することが可能なので、離乳食の進行度合いによって使い分けることができるのは便利です。
アタッチメントが豊富で色々な調理に使える
こちらはアタッチメントが付いた「MX-S302」の方になりますが、チョッパーアタッチメントを使えば肉のミンチや野菜を刻んでハンバーグのタネを作ったりと料理の幅が広がります。
刻む調理はある程度の硬さがある食材も食べられる離乳食後半にも活躍しました。
また泡立て器アタッチメントも付いているので、ケーキ作りなどを子どもと一緒にしたいという人にもピッタリかもしれません。
安全性と操作性、デザインの良さ
本体にはロック解除と始動ボタンの2種類があり、ブレンダーを始動する際はロック解除を押しながらでなければ動き出さない仕様になっています。
ブレンダーの刃は鋭く、誤って動作させてしまうと大ケガにもつながる可能性があるので、安全機構がしっかりしている点は非常に安心です。
持ち手の部分にはシリコンが使用されていて、滑りにくくて握りやすい形状となっています。
またデザイン面も白を基調としたスタイリッシュな形状をしていて、キッチンに馴染むデザインなのがポイント高いです。
残念なポイント
特に目立った悪い点が思い浮かびませんが、あえて挙げるなら食洗器で洗えないパーツがある点でしょうか。
本体は電源などもあるので使えないのは当然ですが、使用後の食材が残りやすいチョッパーアタッチメントが食洗器で洗えないのが残念でした。
専用カップとチョッパーボウルも食洗器は使えますが、低温モードでの使用を推奨していますので洗浄力や乾燥に若干の不満が残ります。
また部品が多かったり刃がむき出しなので、部品や本体を収納するケースや袋がついていたら文句なかったかなと思います。
まとめ
以上がパナソニックのハンドブレンダーの紹介でしたが、最後の残念ポイントはほとんどマイナスにはなりませんので全体的に不満のない出来栄えと言えます。
最初にも挙げましたが離乳食づくりは非常に大変な作業です。
レトルトで済ますこともできますが全部を頼っていると費用も掛かりますし、何より自分が作った食事を食べてもらえると嬉しくなってきます。
ですので下ごしらえや調理が少しでも楽になるよう道具を揃えてみるのをおすすめします。