季節の変わり目は風邪を引きやすいと言いますが、子どもは特に注意が必要です。
乳幼児は生後半年くらいは母親の免疫を引き継ぎますが時間とともに徐々に無くなり、自らの免疫を獲得するまでは抵抗力が弱くなり簡単に体調を崩したり軽い風邪でも長引いたりします。
症状が軽い場合は自宅で療養し自然治癒を待つことになりますが、自身のお世話ができない乳幼児ならではの困りごともいろいろと発生してきます。
そんな子供の風邪を看病する際にあると用意しておくと便利なグッズをご紹介します。
風邪を引く前に準備しておくことが大切です
おすすめ① 体温計
風邪を引いたときに常に注意しておきたいのが、熱の有無です。
平熱でけいれんなどもなく咳や鼻水といった症状だけの場合なら、軽い風邪の場合が多いのでいったん自宅で様子を見守るという選択肢が取れます。
ですが高熱が続くようなら小児科や救急病棟などを受診する必要があるので、常に体温を測れる状態にないといけません。
ですので子どもの状態を知るために体温計は必ず準備しておきましょう。
非接触タイプがあるとより便利に
身体に挟んで使用するタイプの方が正確に体温を測れて良いのですが、子どもの場合だとどうしても動いたり嫌がったりして逆に上手く測れない事がありますので非接触タイプの体温計も用意しておくことをオススメします。
今のご時世もありますが、子どもが幼稚園や保育園に入園すれば頻繁に熱を測ることになるので、その手間を考えると今の内から準備しておいても損ではありません。
おすすめ② 鼻吸い機
子どもが風邪を引いたときに、鼻水がでるタイプの風邪だと必需品となります。
特に0~2歳程度の乳幼児期ではまだ自分で上手に鼻をかむことができません。
そのためしょっちゅう鼻水が垂れて服やソファーが汚れたり、食事や眠る時でも常に息苦しくなってしまいます。
鼻吸い機は自ら鼻をかめない子どもに対し、綺麗に鼻水を吸い出してくれるので1台あるだけで大助かりです。
電動 or 手動タイプのどっちが良い?
鼻吸い機は手動と電動の2種類ありますので、予算や機能を見比べて選ぶとよいでしょう。
我が家ではポンプ式の手動タイプを使っていますが、吸引力は全く問題なくしっかりと吸ってくれています。
ただし鼻に当てるスポイトとポンプ部が別になっているタイプなので両手が塞がってしまい、子どもが嫌がる時に抑えながら吸うことができないのがデメリットです。
ですので安定して鼻水を吸引したい場合は電動もおすすめです。
+α 鼻をケアするグッズ
詰まった鼻を吸い取る事はできても、垂れてきた鼻水を拭きとる際はどうしてもティッシュなどで拭いてあげる必要があります。
ですが何度もこすっていると皮膚が赤くなったり荒れる場合があるので、柔らかい高級ティッシュや水に濡らしたガーゼなどで拭きとってあげることで皮膚への負担を和らげることができます。
また鼻を拭いた後にベビーワセリンで保護してあげることも有効です。
おすすめ③ 食事
風邪を引くと身体がだるくなって食欲が落ちる場合があります。
ミルクや授乳中ならまだ良いですが、離乳食や大人と同じ食事だとご飯をあまり食べれずに栄養が不足したり体力が戻らなかったりします。
そんな時は子ども用のスポーツ飲料やジェルタイプの食事などで栄養補給をしやすくしてあげると良いでしょう。
ある程度成長していれば大人用の飲料やゼリーなどでも構いませんが、乳幼児期はまだ塩分が多くても上手に排出できないので、必ず子どもの成長度を見て乳児⇒幼児⇒大人用と使い分けるようにしてください。
まとめ
今回は子どもが風邪の時にあって良かったと思ったアイテム3選をご紹介しました。
風邪は大なり小なりほとんどの子どもが経験することですが、いざ我が子が掛かると治るまで非常に心配なものです。
今回紹介したグッズは直接風邪が治るものではありませんが、治るまでの生活で役立つものばかりとなっています。
遠くのデパートまで行かなくても近所の薬局などでも手に入る物ばかりですので、事前に用意しておくと良いと思います。