子育て

【生誕100日の儀式】お食い初めをした感想と方法

ぺん太

将来、わが子が食べるものに困りませんように。

「お食い初め」という儀式は御存じですか?

作法は色々あるようですが、生誕100日の子どもに食べ物を食べさせる儀式です。

食べさせると言ってもまだ離乳食も始まっていないので、食べる真似をさせるだけです。

100日無事に生きた事のお祝いや、将来食べることに困ったりしないよう願いを込める意味があるそうです。

お食い初めの時期

食い初めは別名「100日祝い」とも呼ばれるそうですが、きっちり100日目にやる必要はないそうです。

我が家でも実際に行ったのは99日目でした。

99日目がちょうど日曜日だったので各家庭で都合の合う日に行うのが良いかと思います。

行う場所

これも特に決まりはなく、自宅で行う家庭もあれば料亭などのお店で行うこともできます。

私は家族3人だけのお食い初めだったので自宅で準備しました。

親戚などを呼んで大人数で行う場合は、あらかじめ大きめな個室のあるお店を探して、事前にお食い初めのための予約をしておくと良さそうです。

というかそんな方はいないと思いますが急に来店されてお食い初めしますと言われてもお店も困りそう。。。

どんなことをするの?

お食い初めの儀式では主に次の2つを行います。

  • 料理を食べる(真似)
  • 歯固めの儀

一般的な料理の種類

正式には和食の一汁三菜を準備します。

献立にはそれぞれ意味が込められているそうです。

  • メイン・・・鯛(目出たいの意味を込めた祝い魚だそう)
  • ご飯 ・・・お赤飯(赤色は厄払い、魔除けの力があるそう)
  • お椀 ・・・蛤のお吸い物(将来、添い遂げられる伴侶が見つかるように)
  • 香の物・・・タコの酢漬け(多幸を願って)
  • 煮物 ・・・たけのこ(成長の早さや力強さから子どもの成長を願って)

それぞれに色々な意味が込められていて納得できます。

全部を揃えるのは大変だと思うので、できる範囲で準備しましょう。

最終的には両親で美味しく頂くことになるので、食べられるものだけでも良いと思います(笑)

我が家で準備した食事

鯛(尾頭付き)と蛤のお吸い物はネット通販で購入しました。

なにやらセール中だったらしく、鯛はサイズアップされた立派なものが届きました。

鯛はレンジでチン、お吸い物はお湯を注ぐだけの簡単調理です。

祝箸とお飾り、紙の敷物もセットになっておりラクチンです。

赤飯は白米に素を混ぜて炊飯するだけのレトルト赤飯、煮物は筑前煮、香の物は大根と人参の酢の物を作りました。

ちなみに作ったのは全て私の奥様です。

歯固めの石

こちらは「歯固めの儀式」に使うらしく、丈夫な歯を祈願します。

昔は歯の健康が長寿につながると考えられていたそうです。

一般には神社にお願いして境内の石を借りてきて使用します。

ネットでも数百円で買うことができます。

ちなみに我が家では歯固めの儀式は省略です。

大切なのは形式ではなく、成長への感謝と健康を祈る心なのです。

食べさせる時のやり方

食べさせる真似をするのは、祖父母などが良いとされます。

なんでも長寿にあやかるという意味があるとの事。

両親と子どもだけで行う場合は、男の子なら父親、女の子なら母親がやるのが良いそうです。

我が家では父親の私が最初に食べさせる真似をして、その後で妻もやりたいという事で交代してやりました。

もちろんお互いの写真を撮ることも忘れません。

あと一番大切なのは、間違っても本当に食べさせてはいけないという事です。

まとめ

お食い初めについて改めて正式な作法をまとめてみますとかなり細かなやり方が決まっています。

その点、我が家ではかなり雰囲気だけのお食い初めだったかと思います。

ですが大切なのは記念となるイベントにする事と、子どもの成長を祝い、将来の成長を願う気持ちだと思っています。

ぜひ皆さんも自分たちのやり方で子どもの健康を祈願してください。

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