赤ちゃんが寝てくれなくて、どうしたらいいか分かりません!
誰もがきっと何度もそう思ったことがあると思います。
赤ちゃんによってよく寝る/寝ないの違いもありますし、そもそも効果のある寝かしつけの方法もバラバラ、昨日うまくいった事が次の日はダメなんてことも日常茶飯事です。
グーグル先生に聞けば沢山の方法が出てきますが正解なんてありません。
そんなパパとママに、少しでも寝かしつけが楽になればと私なりのアドバイスをご紹介します。
正解や絶対にしなければいけない事はない
まず最初に理解しておく必要があるのは、子育てのやり方に正解はないという事です。
もちろん医学的に正しいとされる事や、これをやったら確実にケガや事故に繋がるような危険な事もあります。
ですが皆さんの子どもは一人ひとり唯一の存在であって、身体や心、周囲の人や環境と全く同じになるなんて事は絶対にありません。
睡眠時間だって20時間くらい眠る子もいれば、10時間しか寝ない子だっていると思います。
「Aさんにはこれが正しい方法だと聞いたけど、うちの子には合わなかったなー。私はこっちのやり方を試してみよう」
「最初の1か月はこれがうまくいったけど、成長するにつれて変わってきたな。次はどういう方法が良いか考えてみよう」
といった風に誰か一人の意見や一つの方法に固執せず、いろんなやり方を柔軟に取り入れる心構えが大切です。
極端なことを言うと、赤ちゃんは絶対に寝ないといけないなんて事もありません。
ずっと泣いているけれど、疲れたらきっと寝るだろうくらいに思っておくと体も心も楽になれます。
たくさんの意見を集めよう
誰もが最初は初心者で寝かしつけに限らず知らないことだらけなのは当然ですが、不安になる必要は全くありません。
なぜなら私たちの周囲にはたくさんの子育て先輩たちがいるからです。
一番身近なのは両親で、他にも友人や職場の先輩、病院の先生や助産師さん、ベビーショップの定員さんに市町村の相談窓口、SNSやブログで情報発信する人と挙げだしたらきりがありません。
頼れるものは全部頼ってたくさんの情報を仕入れたら、後は片っ端から順に試していくだけです。笑
いつかきっと自分たちにあったやり方が見つかります。見つからない時はまだまだ試す余地がたくさんあると思って情報収集を楽しみましょう。
ちょこっとのお金で解決することはケチらない
私には10歳年下の妹がいるので、妹の赤ちゃん期(25年前)の記憶がけっこう残っています。
当時、私の両親が子育てに四苦八苦していた時に比べるとずいぶんと便利なアイテムが増えたんだなとつくづく思います。
例えばうちの子は新生児期~3か月にかけては割と寝つきは良いのですが、モロー反射(外部からの刺激で手足がビクッと動く原始反射)が激しくすぐに起きてしまう事が多々ありました。
しばらくはおくるみを使ってお雛巻きをして対策してましたが、巻いている段階で目が覚めてしまったり、途中でおくるみが取れてしまったりと結局はうまくいかない日も多かったです。
そんな中でうちのお嫁さまが「スワドルアップ」という着せるタイプのおくるみを購入してみたところ大正解!
私たちも着せるだけなので簡単ですし、子どもも途中で脱げたりせず長く寝れますし途中で授乳するにも着せたままでできるのでお互いの負担が非常に少なくなりました。
値段は5千円以上とちょっと高く、洗濯用に2枚必要なうえ使える期間も短いですが、これを買ったことによって確実に寝かしつけの負担は減りました。
最初に話したようにこの商品が全員に効果ありというわけではないですが、例えばおむつをよく汚す子だったらコスパは悪いですが厚手の上等な紙おむつに変えてみるなどの対策が考えられます。
「買ってみたけど無駄だったな」という事もあるでしょうし、何でも高い商品を買えば大丈夫なんてことでもありませんが、3つのうち1つでもその子にハマる商品が見つけれたらきっと元がとれると思います。
反応しすぎない
最初のうちによくあるのが、少しぐずると過剰にあやして寝かしつけようとすることがあります。
ですが何もせずにしばらく様子を見ていると意外に自分でまた寝てしまう事がほとんどです。
逆に両親が反応しすぎることで、子どもをあやさないと泣き出す子に育ってしまう可能性もあります。
最初のうちはどうしても気になりますが、きちんと自分で寝ることを習慣づけさせて自立を促すことも大切です。
夫婦でよく話をする
個人的にはこれが一番大切だと思いますが、夫婦でも自分の子どもについて見ている点や感じる事は同じではありません。
成功体験や失敗談もそれぞれだと思いますので、一日の終わりに夫婦でおさらいする時間を作ると良いです。
我が家では夕方に子どもを寝かしつけて食事しながらや寝るまでの時間にその日あった事や思った事、うまくいった事を共有して次の日に反映させるという事を毎日していました。
夫婦で片方だけの負担が大きかったり、不安に感じているのはとても良くない状態です。
子どもに対してどう感じているか、今の状況がどうなのかといった事まで夫婦間でよく話をしてお互いの思いや考え方を理解しておくことは大切なことです。
そのうえでどうしていくのが良いかを相談・協力しながら実行することでどんな事でも乗り越えられるはずです。
まとめ
子どもが寝てくれないと両親も睡眠不足になり疲れやストレスが溜まって育児に影響が出るなど悪循環になりがちです。
そんな時は周りに相談し夫婦でよく話をしながら、ひとつずつ方法を試していきましょう。
うまくいかなくても大丈夫と思って接するのが大切です。
疲れてきたときは夫婦交代で、休んだり気分転換に出かけてみるのも良いですし、ベビーシッターを検討するのも全然ありだと思います。
大切なのは無理をせず子どもと接することですので、夫婦で協力して大変な時期を乗り越えましょう。