ベビーカー＆ベビーシートに迷ったらトラベルシステムがおすすめです。
マイカーやベビーカーでお出かけすると、小さなうちはそのまま子どもが寝てしまう事がよくあります。
でもそのまま抱っこで降ろしてお部屋へ連れて行こうとすると、目を覚ましてしまって結局その後は眠らない、なんてことは日常茶飯事です。
トラベルシステムはそんな悩みに対して解決してくれる便利なアイテムで、車内やベビーカーで眠ってしまった赤ちゃんをキャリーとしてそのまま部屋へ連れていくことができます。
そんなトラベルシステムが便利でおすすめな理由と選び方について紹介していきます。
トラベルシステムとは
トラベルシステムは共通のアタッチメントを持っており、家からベビーカーや車のベビーシートをワンタッチに移動することが可能となっています。
日本ではまだあまり主流ではありませんが、海外ではトラベルシステムのシェアはかなり多くなってきており、その便利さから今後も増えていくと思います。
従来のベビーシートやベビーカーを単体で異なるメーカーやシリーズから選ぶよりも、トラベルシステムの方が下記に紹介するように多くのメリットがあります。
自宅 ⇔ 車 ⇔ ベビーカーの移動が簡単
トラベルシステム最大の特徴として、家でキャリアーに赤ちゃんを乗せたらそのまま車やベビーカーに乗せることが可能な点です。
例えばキャリアーを家に置いておき、出かける際は部屋で子どもを乗せてベルトまで締めます。そのままキャリアーを車内に取り付けておいた専用ベースへ固定し出発。目的地に着いたら乗せておいたベビーカーにキャリアーごとセットしてお出かけします。
このように一度子どもをキャリアーに乗せたらそのまま外出を済ませることが可能なんです。
↑長時間の外出時には時々降ろして気分転換や姿勢変更してあげてくださいね！
キャリアやバウンサーとしても使える
子どもを実家や友人宅へ連れていく際はキャリアーとしても利用でき、室内に付いたらバウンサーとして使用することも可能です。
お出かけするのに赤ちゃんをいれるバスケットやキャリアを買う必要がないのでお金やスペースを節約することができます。
室内ではゆりかごのように揺れるバウンサー機能としても、キャリアの足を固定してベッドとしても活用できるタイプが多いです。
幌が付いていれば雨や日差しが強くても安心
キャリアー本体に雨や日射除けの幌が付いているタイプも多く、車に乗せるまでの雨除けにもなります。
特に雨が強い日などは子どもを抱きかかえて車のベビーシートに乗せ換える必要はなく、キャリアに乗せたら幌を広げてそのまま運んで車のベースへセットするだけ。
ベビーカーからの乗せ換えで両親が濡れてしまったり、慌てて取り付けることによる失敗も防ぐことができます。
夏はキャリアーが熱くならないので安心
真夏の車内は非常に温度が高くなるので、通常のベビーシートだと子どもを乗せるときは温度を下げてあげたり、金属部品でやけどしないよう注意する必要があります。
ですがトラベルシステムならシート部が室内へ持ち込めるので、上記のような暑さ対策が必要ありません。
選ぶときのポイント
ベース付きのタイプを選ぼう
車のチャイルドシートとして使用する場合は必ず車用のベースがあるものを選び、必ず一緒に購入しましょう。
車用ベースはあらかじめに車へ固定しておき、乗せる際はキャリア部をワンタッチでベビーシートに取りけられるようになっています。
キャリア部のみで車にシートベルトで固定することも可能ですが、その場合トラベルシステムの乗せ換えの手軽さが失われます。
シートベルト固定は手間とコツが必要になるので毎回の取付はオススメできません。
ですので必ず車に固定するようのベースも一緒に購入しましょう。
安全性、ISO-FIXの有無
上記のベースを選ぶ際は、ISO-FIX（アイソフィックス）式の製品がオススメです。
ISO-FIXとは車に専用の固定具で取り付ける事ができるので、シートベルト式よりも手軽により安全に固定することが可能です。
車がISO-FIXに対応している必要がありますので、古い車を所有している方は車側の仕様も必ず確認してください。
キャリア本体の重量
乗せ換えが便利なトラベルシステムですが、キャリアのベビーカーや車への乗せ換えは人力になりますので重量が軽い事は大事なポイントです。
選ぶ際にキャリア単体の重量は平気でも、子どもはどんどんと成長していきます。
トラベルシステムは1歳ごろまで使用できるものが多いですが、その頃には子どもは8〜12kgくらいまで成長するので、仮にキャリアが3kgでも最終的には10kg以上の荷物を抱えて乗せ降ろせするイメージをしてください。
特に日常メインで使うのは女性になることが多いと思いますので、どのくらいまでの重さなら運べるかというところは事前に確認しておきましょう。
まとめ
トラベルシステムは赤ちゃんと生活するにあたり様々なところで「あ、便利だなー」と思わせる機能が沢山ありました。
一式で購入すると高く感じるかもしれませんが、結局は別々にベビーカーやバウンサーなどを購入していくと同じような金額になるのでコスパも悪くありません。
これから出産を控える方でベビーカーやベビーシート選びに迷っているなら、トラベルシステムはとても便利でオススメなのでぜひ検討対象にしてみてください。
