【子どもの偏食に悩んだら】好き嫌いを減らす方法5選
「また野菜を全部よけてる…」「せっかく作ったのに一口も食べてくれない…」そんな経験、育児をしているとほぼ毎日のようにありますよね。
我が家でも、息子が2歳を過ぎたあたりから急に偏食がひどくなりました。昨日まで食べていたものを急に「いやだ!」と言い出したり、緑色のものを一切口にしなくなったり…。妻と二人で「どうすればいいんだろう」と頭を抱えた時期がありました。
ただ、試行錯誤を続けるうちに「これは効果があるかも」と思えることがいくつか見えてきました。今回は、我が家で実践してきた子どもの偏食・好き嫌いを無理なく減らすための方法を5つご紹介したいと思います。
そもそも、なぜ子どもは偏食になるの?
まず大切なのは「偏食は発達の一部」と理解することだと思います。2〜4歳ごろの子どもは、味覚が特に敏感で、大人が感じないような苦みや渋みを強く感じることがあるそうです。また、「知らないもの=危険かもしれない」という本能的な警戒心(新奇恐怖症)が働く時期でもあります。
つまり、子どもが食べ物を嫌がるのは「わがまま」ではなく、発達の自然な過程。これを知るだけで、少し気持ちがラクになりませんか?我が家でもこれを理解してから、食事の場がだいぶ穏やかになりました(笑)。
① 調理方法を工夫する
子どもが嫌いな食材でも、調理方法を変えると食べてくれることがあります。たとえばピーマンが嫌いな子でも、みじん切りにしてハンバーグに混ぜ込んだり、細かく刻んでチャーハンに入れたりするとすんなり食べてくれる、というのはよく聞く話ですよね。
我が家で特に効果があったのは「食感を変える」ことです。息子はトマトをそのまま出すと絶対に食べなかったのですが、トマトソースにしてパスタに絡めると完食してくれました。形が変わると「これ食べたことある嫌いなもの」だと認識されにくくなるのかもしれません。
完全に”隠す”のではなく、少しずつ見えるように調理を変えていくのがおすすめです。食べられた成功体験が積み重なると、「実はそんなに嫌いじゃないかも」に変わっていきます。
② 子どもと一緒に料理をする
「自分で作ったものは食べる」という話、聞いたことはありませんか?これ、本当に効果があると思います。子どもは自分が関わったものへの愛着が強いので、料理のお手伝いをさせることで食への興味が生まれます。
我が家では週末に息子をキッチンに呼んで、「これ混ぜてくれる?」「お野菜をちぎってね」など、簡単な作業をお願いするようにしました。最初は散らかってしまって大変でしたが(笑)、「ぼくが作ったやつ!」と言いながら嬉しそうに食べる姿を見ると、やってよかったなと思います。
難しい作業じゃなくていいんです。「一緒に作った」という体験が大切なので、玉ねぎの皮をむくとか、かき混ぜるとか、そんな小さなことでじゅうぶんです。

③「ひとくちチャレンジ」で小さな成功体験を積む
「全部食べなさい!」はNGです(笑)。プレッシャーをかけると食事が苦痛になり、むしろ偏食が悪化することもあります。代わりにおすすめしたいのが「ひとくちチャレンジ」です。
方法はシンプルで、「一口だけ食べてみよう。それだけでOK!」と声をかけるだけ。食べられたら大げさなくらい褒めます。食べられなくてもOK、プレッシャーをかけない。とにかく「食べたら嬉しいことがある、食卓は楽しい場所だ」という気持ちを持たせることが目標です。
我が家では「ひとくちチャレンジカード」という手作りのカードを作って、食べられたらシールを貼る遊びにしました。ゲーム感覚にしたことで、息子が自分から「チャレンジする!」と言ってくれるようになりました。
④ 食事の雰囲気を楽しくする
食卓の雰囲気って、思っている以上に子どもの食欲に影響します。テレビを消して家族で会話しながら食べる時間、お気に入りの食器やキャラクターのプレートを使う、食べ物を楽しそうな形に盛り付けるなど、「食事=楽しい時間」というイメージを作ることが大切です。
妻と相談して、我が家では嫌いな食材を「ちょっと面白い形に切る」ことを試みました。ニンジンをハートや星型のクッキー型で抜いてみたり、ブロッコリーを「木に見立てて小さな恐竜と一緒に並べる」などのひと工夫です。手間はかかりますが、「わあ!」と目を輝かせる息子を見るとやってよかったと思います(笑)。
毎回凝った盛り付けは大変なので、週1回だけ「特別プレートの日」にするくらいがちょうど良いと思いますよ。

⑤ 無理強いせず、長い目で見守る
偏食の克服は、正直なところ「急がば回れ」だと思っています。無理に食べさせようとして食事が嫌いになってしまったら本末転倒ですよね。研究によると、子どもが新しい食べ物を受け入れるには平均10〜15回の「接触」が必要だと言われています。つまり、食べなくてもテーブルに出し続けるだけでもOKということです。
我が家でも、息子が嫌いだったブロッコリーを毎日少しだけお皿に乗せ続けました。「食べなくていいよ、あるだけだよ」と声をかけながら。そうやって3ヶ月ほど経ったある日、突然「食べてみる」と言って完食してくれた時には思わず涙が出そうになりました(笑)。
焦らなくていい。今日食べなくても、来月食べるかもしれない。そう思えると、育児がぐっとラクになります。
まとめ
子どもの偏食に悩むのは、本当に多くの親御さんが経験していることだと思います。今回ご紹介した5つの方法をまとめると、「①調理方法を工夫する」「②一緒に料理をする」「③ひとくちチャレンジで成功体験を」「④食卓を楽しくする」「⑤無理強いせず長い目で見る」です。
どれか一つでも試してみることで、食事の時間が少し変わるかもしれません。大切なのは「食べる=楽しい」という気持ちを育てること。焦らず、笑顔の食卓を目指して一緒に頑張りましょう!
我が家もまだまだ偏食と格闘中ですが、少しずつ食べられるものが増えてきています。この記事が同じ悩みを持つ親御さんのヒントになれば嬉しいです。

