子どもが少し大きくなってくると、「そろそろ習い事を始めようかな」と考えるパパ・ママも多いのではないでしょうか。

我が家でも、息子が3歳になった頃から「水泳?英語?それとも体操?」と妻と話し合う機会が増えました。でも、いざ調べてみると選択肢が多すぎて、「いつから?どれが合う?費用はどのくらいかかる?」と悩んでしまって(笑)。

周りのパパ友・ママ友の話を聞いても、「早く始めればよかった」という人もいれば、「もう少し待てばよかった」という人もいて、正解がわからないんですよね。

そこで今回は、我が家でも実践してきた子どもの習い事の始め時の見極め方と、後悔しない選び方を5つのポイントにまとめてご紹介したいと思います。

子どもの習い事、何歳から始めるのがいい?

「早く始めれば始めるほどいい」と思いがちですが、習い事の種類によって適切な開始時期は異なります。

一般的に、水泳・体操・リトミック・英語などは2〜3歳から受け入れている教室が増えています。一方、ピアノや習字・そろばんなど集中力が必要なものは、4〜5歳以降が向いているといわれています。

大切なのは「年齢よりも子どもの成熟度・興味」です。同じ3歳でも、じっと座って話を聞けるかどうかは個人差がとても大きいです。焦って始めるより、子どもの様子をよく観察してから判断するのがおすすめです。

また、6月は多くの習い事教室が夏の体験入学を募集し始める時期でもあります。夏休みに向けて「何か始めようかな」と考えるなら、今がまさにベストなタイミングといえるでしょう。

ポイント1: 子ども自身の「やりたい!」を大切にする

習い事を長続きさせるためのいちばんの秘訣は、子ども自身の意欲です。

「〇〇がやりたい!」という言葉が出てくるまで親が待ってあげることが理想ですが、まだ語彙が少ない小さな子どもの場合は、絵本や動画、地域のイベントで様々な体験を見せてあげて、目を輝かせる瞬間を観察してみましょう。

我が家でも、地域の水泳教室の無料体験に参加したとき、息子が初めてプールに入ったまま全然出てこなかった場面が忘れられません(笑)。「この子は水が好きなんだ」と気づいたのはそのときです。親が先に決めてしまわず、子どもの反応を見ながら選んでいくのがポイントです。

逆に、親が「これをやらせたい」と決めて始めた習い事ほど、子どもが嫌がって続かないことも多いです。子どもの興味・関心をまず引き出してあげることが、長続きへの近道だと思います。

ポイント2: 体験入学を必ず活用する

本格的に入会する前に、必ず体験入学を受けることをおすすめします。

夏前の6〜7月は特に多くの習い事教室が無料・低価格の体験を開催しています。2〜3か所の体験入学に参加してみて、子どもの様子・先生との相性・教室の雰囲気を見てから決めるのが失敗しないコツです。

体験のときに確認しておきたいのは「先生が子どもの目線に合わせて話してくれているか」「子どもが楽しそうにしているか」の2点。たとえ口コミで人気の教室でも、子どもが萎縮しているようなら別の場所を探してみましょう。

我が家では体験入学を3か所まわって決めましたが、息子が終わった後も「また来たい!」と言った教室を選びました。子どもの「また行きたい」という一言は、とても重要なサインだと思います。

ポイント3: 生活リズムへの影響を考えて選ぶ

習い事は続けることが大切ですが、無理なスケジュールは子どもも親も疲弊させてしまいます。

共働き家庭や保育園・幼稚園に通っている場合は特に、送迎の負担・夕食の時間・入浴・就寝リズムへの影響を慎重に検討しましょう。平日の夕方に習い事が入ると、帰宅後のタイムスケジュールがタイトになりやすいです。

我が家では「土曜の午前中」という枠を最優先に探しました。平日のルーティンを崩さずに済み、送迎も夫婦で分担しやすくなったのでとても助かっています。週1回・1時間程度から始めて、子どもが慣れてきたら回数を増やすという段階的なアプローチもおすすめです。

「習い事のある日は帰りが遅くなる」「夕食が後ろ倒しになる」などの変化が毎週続くと、子どもの体調や機嫌に影響することもあります。親が無理なく続けられる曜日・時間帯を選ぶことが、習い事を長続きさせる秘訣のひとつです。

ポイント4: 月謝だけでなく年間費用を把握する

習い事は月謝だけでなく、入会金・教材費・発表会費用・ユニフォーム代など、思わぬ出費が加わることがあります。

始める前に「年間でいくらかかるか」を計算しておくと安心です。月謝5,000円でも、年間で60,000円以上になります。さらに発表会が年2回あれば衣装代や参加費も加わり、気づいたら年間10万円以上かかっていた、ということも珍しくありません。

我が家では習い事を始める前に「月謝・入会金・年間イベント費用」の3つをあわせて試算してから決めるようにしています。予算オーバーで途中でやめることになると、子どもも親も残念な思いをしてしまいますからね。

複数の習い事を掛け持ちする場合は特に注意が必要です。「まずは1つに絞って、慣れてきたら追加を検討する」という進め方が、家計にも子どものペースにも優しいと思います。

ポイント5: 「続けやすさ」を最優先に選ぶ

習い事は「通いやすい場所」「無理のない時間帯」「子どもが楽しめる雰囲気」がそろって、はじめて長続きします。

人気の教室や有名なスクールが必ずしも子どもに合うとは限りません。少し小さな地域の教室でも、先生が丁寧で雰囲気が明るければ、子どもは喜んで通ってくれるものです。「ランキング上位」より「子どもが笑顔になれる場所」を選びましょう。

「やめたい」と言い出したときも焦らないことが大切です。ひとまず子どもの話をよく聞いて、理由によっては別の教室に変えるか、しばらく休むという選択肢もあります。やめること=失敗ではなく、「合う・合わない」を確認する貴重な経験だと思いましょう。

長く続けることだけが目標ではありません。習い事を通じて、子どもが「やってみたら楽しかった」「少しできるようになった」と感じる体験が積み重なることが、自己肯定感や挑戦する力につながっていくのだと思います。

まとめ

子どもの習い事は、始める時期よりも「子どもが楽しめるか」「生活に無理なく続けられるか」を優先することが大切です。

今回ご紹介した5つのポイントをまとめると、①子ども自身の「やりたい」サインを見逃さない、②体験入学で雰囲気・相性を確かめる、③生活リズムへの影響を考えて曜日・時間帯を選ぶ、④月謝だけでなく年間費用を事前に確認する、⑤「続けやすさ」を最優先に選ぶ、この5つです。

夏休みに向けて体験入学の募集が増えるこれからの時期は、習い事を始めるのにぴったりのタイミングです。我が家も試行錯誤しながらちょうどよい習い事を見つけてきました。焦らず、子どものペースに合わせて、親子で楽しみながら探してみてください。一緒にわが子の「好き」を見つけていきましょう!