育休が終わり、時短勤務でいざ職場に復帰するとなると、うれしさよりも不安のほうが大きいという方も多いのではないでしょうか。私自身、育休から復帰する前は「ちゃんと仕事についていけるかな」「周りに迷惑をかけていないかな」と、夜になると考え込んでしまうことがよくありました。

時短勤務は働く時間が短くなる分、限られた時間の中で成果を出す必要があり、これまでとは違う難しさがあります。加えて、子どものお迎え時間を気にしながら仕事を切り上げる後ろめたさを感じてしまう方も少なくないと思います。

今回は、我が家が時短勤務復帰の前後で実際に試してみて、不安を少しずつ減らすことができた工夫を5つご紹介したいと思います。

目次

時短勤務復帰でよくある不安とは

時短勤務での復帰にあたって感じやすい不安には、いくつかの共通したパターンがあるように思います。仕事の内容についていけるかという業務面の不安、周囲に負担をかけてしまうのではという人間関係の不安、そして子どものお迎え時間に間に合うかという時間面の不安です。

私の場合は、とくに人間関係の不安が大きく、「早く帰ることを良く思われていないのでは」と考えすぎてしまうことがありました。ただ、実際に復帰してみると、事前の準備やちょっとした工夫で不安がやわらぐ場面が多かったので、その内容を共有したいと思います。

妻と復帰前に話していたのも、まさにこの「周りにどう思われるか」という点でした。育休を取る前は気にしていなかったことが、いざ時短勤務で働く側になると急に気になり出すのは、私たち夫婦だけではないのではと思います。

工夫1:復帰前に上司・チームと業務範囲をすり合わせる

復帰後にどこまでの業務を任せてもらえるのか、事前に上司と具体的にすり合わせておくことは、想像以上に安心感につながります。復帰初日にいきなり業務量を把握しようとすると混乱してしまうので、可能であれば復帰の1〜2週間前に面談の時間をもらうのがおすすめです。

我が家の場合、復帰前の面談で「最初の1か月は引き継ぎ内容の確認を優先させてほしい」と伝えたところ、業務量を調整してもらえました。無理に「なんでもできます」と言わず、正直に相談することが結果的にお互いのためになると感じています。

工夫2:「できないこと」を先に共有しておく

時短勤務では、フルタイムのときと同じようには対応できない場面がどうしても出てきます。急な残業対応や、夕方以降の会議参加などです。こうした「できないこと」を後から謝るより、先にチームへ共有しておくほうが、お互いにストレスが少ないと感じています。

私は復帰後、チームのチャットに「17時以降は子どものお迎えのため対応が難しいです。緊急の場合はメッセージを残していただければ翌朝すぐに確認します」と一言共有しました。あらかじめ伝えておくことで、急な対応ができなかった時にも気まずさが減りました。

工夫3:1日のタイムスケジュールを可視化する

時短勤務は勤務時間が限られている分、「今日は何にどれくらい時間を使うか」を朝のうちに整理しておくと、気持ちに余裕が生まれます。我が家では、始業後の最初の10分でその日のタスクを3つほどに絞り、優先順位をつけるようにしています。

タスク管理アプリやシンプルなメモでも構わないので、頭の中だけで管理せずに書き出すのがポイントです。終業間際に「まだこれも終わっていない」と焦る場面が減り、精神的な負担がだいぶ軽くなりました。

また、お迎えの時間から逆算して「この時間になったら区切りをつける」というアラームを設定しておくのもおすすめです。作業に集中していると時間を忘れがちなので、機械的に知らせてくれる仕組みがあると助かります。

工夫4:完璧を目指さず「今日やること」を絞る

時短勤務中は、フルタイムだった頃と同じ量・同じクオリティを求めすぎないことも大切だと感じています。限られた時間の中で全部を完璧にこなそうとすると、どうしても無理が出てしまいます。

私自身、復帰当初は以前と同じペースで仕事をしようとして疲れ切ってしまった経験があります。今は「今日中に絶対必要なこと」だけをやり切ることを目標にし、それ以外は翌日に回す判断を意識的にするようにしています。

工夫5:同じ立場の人とつながっておく

同じように時短勤務で働く同僚や、社外の子育て中の友人とつながっておくことも、不安を減らすうえで助けになりました。「自分だけがうまくいっていないのでは」という気持ちは、同じ悩みを持つ人と話すだけでかなり軽くなります。

社内に時短勤務の先輩がいれば、復帰前に一度話を聞かせてもらうのもおすすめです。実際の働き方や、うまくいかなかったときの対処法など、リアルな体験談はとても参考になります。

社内に相談できる相手がいない場合でも、SNSや自治体の子育て支援窓口などで同じ境遇の人とつながれることがあります。顔を合わせなくても、同じ悩みを抱えている人がいると分かるだけで気持ちが楽になることも多いです。

まとめ

時短勤務での復帰は、業務・人間関係・時間管理と、いくつもの不安が重なりやすい時期です。ただ、事前のすり合わせやタスクの整理、周囲とのつながりなど、少しの工夫で気持ちの余裕は変わってくると感じています。

働き方を整えることと合わせて、家事や育児の負担を減らす時短グッズを取り入れることも、復帰後の生活を楽にしてくれます。よろしければこちらの記事も参考にしてみてください。

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焦らず少しずつ、自分たちに合ったペースで時短勤務のリズムを作っていきましょう。